香辛料の詰め替え品を選べばごみを減らすのに貢献できる
黒コショウや白コショウ、トウガラシやカレー粉などのさまざまな香辛料がスーパーでも簡単に手に入るようになりました。お気に入りでよく使用する香辛料は頻繁に購入していることも多いでしょう。ただ、買い替えをするときに容器ごと購入していることはないでしょうか。
製品によってパッケージには違いがありますが、ガラス瓶に入っていたり、プラスチック製の容器を使用していたりするのが一般的です。
さらに容器にはビニール製のパッケージをしてあることが多く、包装のためにかなりの資材を使用しています。買い替えをする度にたくさんのごみが出てしまうのが香辛料を容器ごと買い替える問題点です。
環境負荷を低減して持続可能な社会を作り上げるのに貢献していく方法として、日常的に出てくるごみを少しずつでも減らしていくのが大切です。
微々たるものだと思う人もいますが、香辛料を買うときに詰め替え品を選ぶだけでもごみを減らすのに貢献できます。
詰め替え品の場合にはアルミによる表面処理を施したプラスチックの袋を使用しているのが一般的です。
容器に比べると使用しているプラスチックの量が少なく、ごみとして捨てなければならないプラスチックの量も、原料となる化石燃料の使用量も少なくて済みます。容器に数回詰められる量が入っている詰め替え品ならさらにプラスチックの量が少ないので環境負荷が小さくなります。
香辛料は香りが大切なので、詰め替え品では香りが飛んでしまうのが悩みかもしれません。しかし、アルミを蒸着させたパッケージは空気を通さないため、香りが抜けていくことはありません。
通常の香辛料の容器よりも香りが抜けにくいので、瓶に一回で詰め替えられるタイプなら香りが減ってしまうのも問題にならないでしょう。
むしろ、買い置きをするなら詰め替え品の方が保存性が優れています。このような視点も持って、前向きに香辛料の詰め替え品を選んで容器のごみを減らしていきましょう。