ごみを減らすための家庭でできる取り組み!飲み終わったペットボトルの容器を水筒代わりにしよう!
近年注目されているプラスチックごみを減らす取り組みにおいて、飲み終わったペットボトルを水筒代わりに再利用するということが注目を集めています。
各飲料メーカーでも廃棄されるペットボトルを減らす取り組みはなされていますが、各家庭でもできる取り組みとして実践する人も増加傾向にあるようです。
ただ、そのまま使いまわしてしまうのは衛生的によくないため、正しい洗い方をしきれいな状態にしたうえで再利用しましょう。
まず、ペットボトルの飲み口を洗いましょう。特に、直接口を付けて飲んだペットボトルの場合には雑菌がより多く発生していることがほとんどなので、入念に洗う必要があります。
その際には、極力中性から弱アルカリ性の食器洗剤で洗うようにすることが大事です。食事などにより、口の中は酸性になっていることが多い傾向にあるからです。
次に、ペットボトルの内部の洗い方です。一般的な台所用スポンジではきちんと洗えないため、専用のスポンジを用意しましょう。その際に注意したいのがまず、自分の持っているペットボトルの中に入る口径のものかということです。
いくら洗浄力が高くても、奥まで届くものでなければ意味がありません。ペットボトルの高さにフィットしたものかという点も非常に重要で、足りない場合は洗い残しの部分がでてきます。
さらに、茶渋やコーヒーのニオイなどが気になるといった場合には卵の殻を細かくつぶし、水と一緒に入れて振って洗浄しましょう。卵の殻は研磨剤の代わりになり、ペットボトル内部に付着した汚れを落としてくれます。それに加えて食器用洗剤を入れれば、洗浄力がアップします。
卵がないという場合にはクエン酸や酢などで付け置き洗いをするのがよいでしょう。それらを適量の水で薄めて、半日程度そのままにしてその後水でゆすいで洗浄します。
洗った後はしっかり水気を取り乾燥させてから使うようにしましょう。箸などにキッチンペーパーを付け、内部の水気までしっかりとるのも大事です。ごみを減らすことも大事ですが、体調を崩さないようにきれいに洗いましょう。